フードテックの事例

FOODTECH CASE STUDY

食のパーソナライゼーションを実現するアレルギー対応システム

東京都新宿区

  • ソフトウェア
  • 小売・レストラン テクノロジー
食のパーソナライゼーションを実現するアレルギー対応システム

◆背景◆
食物アレルギー、ベジタリアン・ヴィーガン、宗教上の理由、健康上の理由、妊娠・授乳中など、食事制限があって外食を楽しむことができない人は世界人口の3分の1存在すると言われています。今までは「好き嫌いせずにすべてのものを食べなさい」とされていた食育にも変化が表れています。そんな中、東京オリンピック・パラリンピックや、大阪万博の開催により「食の多様化」への需要が顕現し、すべての人が平等に食を楽しむことができるインフラが求められています。

◆私たちの取り組み◆
外食業態で働くどんな人でも、アレルギー対応を安心安全に実施するためのITツールを開発・運用しています。
①アレルギーヒアリングシステム
 主に婚礼、宿泊、宴会などの業態で、アレルギーがある方の情報を正確に取りまとめて共有するためのサービスです。
 小麦アレルギーは「醤油はNGか」「味噌はOKか」など、アレルギー対応調理に必要な細かいヒアリングを実施することができます。

②アレルギー表作成代行サービス
 ビュッフェ、修学旅行、レストラン営業などの場で、アレルギー表示をする際に活用できるサービスです。
 スマートフォンで原材料ラベルを撮影するだけで簡単にアレルギー表を作成することができます。
 お客様にアレルギーがある方がいらっしゃった際には、アレルギー表をお見せするだけでオペレーションが可能です。

③AI味覚分析
 登録された食事嗜好に基づいて、他にどんな食べ物が好きか、苦手な可能性があるか等を可視化する研究・開発を実施しています。

◆実績について◆
サービス開始半年で約1300人のお食事制限を事故なく対応しています。

株式会社CAN EAT

「すべての人の食をおいしく・楽しく・健康的に」をテーマに食事嗜好プラットフォームやアレルギー対応ITサービスを展開しているIT企業です。