FOODTECH CASE STUDY
未来の食を支える3Dフードテクノロジー
【未来の食を支える3Dフードテクノロジー】
一般の「ものづくり」の世界では、徐々に浸透しつつある加工方法である「3Dプリンター」。その材料を食品にして、「食べられる造形物を作ってしまおう」とするのがここでご紹介する「3Dフードプリンター」になります。大抵の皆様は、3Dプリンターもましてや3Dフードプリンターも、あまりピンとこないのではないでしょうか?簡単にご紹介すると、良くリゾート地や遊園地でみられるソフトクリーム製造機、上からソフトクリームが落ちてきて、コーンやカップにギュニュグニュと渦巻き状の形が作られていく機械、あるいは、「マヨネーズ」や「ケチャップ」を逆さにしてグニュグニュと打ち出す時、文字や絵を書いたりできますよね。原理原則はこのようなモノになります。そして、その造形制御や打出す対象物をキチンとデータで管理して食べられるモノを作りだす事が、3Dフードプリンターになります。詳しい技術の解説は、別の機会にするとして、いつ、どこでこのような発想が生まれたかは定かではありませんが(3Dプリンターの発想は“1980年代に日本人が考えた”と、いわれてますが)、ここ数年の間に欧米などでは、多くのスタートアップメーカーが輩出されております、また、FoodTECの一翼を担う、植物肉・培養肉や昆虫食の世界でも3Dフードプリンターが活用されつつあり、今後の商品開発や研究には欠かせない技術であることは間違いありません。私共ミツイワ株式会社は機器メーカーである武蔵エンジニアリング株式会社と共同で、様々な業界や業種の企業様にあたり、あるいは原料メーカー様にも投げかけを行いながら、新しい食品製造やサービスの展開を考えております。今回、そのような企業様の中から、植物肉で事業展開をされている「ネクストミーツ株式会社」様での事例をご紹介致します
【植物肉における新しい商品開発】
現在、FoodTECHニュースの中心である「代替プロテイン」。その中でも「植物肉」のニュースは、国内外を問わず毎日発信されています。そのような中、新進気鋭の代替肉開発メーカーである「ネクストミーツ株式会社」様は、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、日本のみならず海外でも植物肉業界を席巻されています。その「ネクストミーツ株式会社」様におかれましては、事業拡大の一環として「3Dフードプリンター」による新しい商品開発を手掛けて頂いております。研究そのものはまだ始まったばかりではありますが、海外の先行メーカーに負けない品質の製品を打出すべく研究開発をされています。また、「ネクストミーツ株式会社」様の先進的な技術により日本市場独自の植物肉商品も、打ち出すべく 弊社「3Dフードプリンター」をご活用頂いております。
【ミツイワ株式会社】 ミツイワ株式会社は情報機器の販売やソフトウェア、IT基盤構築サービス・運用サポートサービス、スマートファクトリーや3Dプリンターを取り扱うシステムインテグレーターです。【武蔵エンジニアリング株式会社】 武蔵エンジニアリング株式会社は最先端ディスペンステクノロジーの研究開発、ディスペンサ(液体精密定量吐出装置)および自動化・省力化塗布装置の開発・製造・販売を行うメーカーです。