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駆除ウニをパプリカの葉で養殖 「ワカメで育てたウニより美味」低コストの陸上養殖実現へ<宮城・石巻市>|FNNプライムオンライン

身入りの少ないウニを有効活用しようと、パプリカの葉を餌に陸上で養殖したウニの試食会が25日、石巻市で開かれました。三陸の海では、温暖化やウニの食害により海藻が育たなくなる「磯焼け」という現象が問題になっていて、身入りの少ないウニは駆除の対象とされています。石巻市は駆除されるウニを有効活用しようと昨年度から陸上養殖の調査をしていて、25日は市内で栽培されているパプリカの葉を餌として与えたウニの味を確かめました。試食した人は「生臭くないような感じで嫌いな人でも食べられる」「本来であれば邪魔者にされ…

2023年2月25日

宗像でサーモン陸上養殖 RKB毎日ホールディングス、宗像市と立地協定

放送事業を中核にするRKB毎日ホールディングス(福岡市)が新規事業としてトラウトサーモンの陸上養殖に乗り出す。17日、宗像市と企業立地...放送事業を中核にするRKB毎日ホールディングス(福岡市)が新規事業としてトラウトサーモンの陸上養殖に乗り出す。17日、宗像市と企業立地...

2023年2月25日

「陸上養殖」という漁業の未来:「獲る」から「育てる」、そして「陸(おか)で育てる」:町田 徹 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

世界的な水産資源争奪戦が本格化するなか、日本の水産業は活路を探しあぐねている。「獲る」漁業を代替してきた海面養殖には環境面での課題が浮上、食料安全保障の観点からも新たな取り組みが期待される。今、その有望株として脚光を浴びているのが、陸上のプラントでサカナを育てて出荷する「陸上養殖」だ。

2023年2月24日

長崎大学発ベンチャー「株式会社Booon」が、低コストで環境負荷が少ない飼料原料のミルワームを養殖する「Worm Pod」の開発に着手。長崎大学理系4学部とテクノロジーの統合を目指す。

株式会社Booon(代表:橋爪 海、本社:長崎県長崎市油屋町1-1)は、長崎大学情報データ科学部 小林透教授の研究グループと養殖飼料の原料となる昆虫(ミルワーム)を、環境への負荷が少なくかつ低コストで生産可能な、自律分散型育成装置「Worm Pod」に関する共同研究を開始しました。養殖業が直面する課題であった飼料原料である魚粉の国際価格高騰へのソリューションとして、安全かつ安価な代替魚粉の安定供給を目指します。

2023年2月24日

飼料高騰で酪農家の離農加速 全国で6.5%減少 岸田首相が農相に対策指示

野村哲郎農相は2月24日の閣議後会見で、生産者団体の協力で行った調査で、全国の酪農家の戸数(昨年12月時点)が対前年比で6.5%減り、都府県では8.2%減少していることを明らかにした。飼料高騰などで酪農家を取り巻く環境がかつてなく厳しいと指摘される中、離農が加速していることが数字で裏付けられた。岸田文雄首相は同日開かれた政府の物価・賃金・生活総合対策本部で、野村農相に対策を指示した。

2023年2月24日