メディア記事

MEDIA

種まきから収穫まで完全自動化の植物工場、野菜物流に一石投じる

 「播種から収穫、番重に詰めるまでの作業を全て自動化した植物工場のシステムは他に例がない」FAMS代表取締役社長の森田卓寿氏は、同社が開発した植物工場システム「アグリネ」についてこう説明する。従来型の植物工場システムに比べて大幅な省人化を実現。同社は、国内の食品メーカーはもちろん、海外も視野に入れて新市場の開拓に挑む。

2022年1月10日

外食大手、配膳ロボット導入に着手 店舗に合わせ改良

人手不足にある外食産業から注目を集めている配膳ロボット。人工知能(AI)やセンサー技術などを盛り込んだ点が特徴だ。たくさんの皿を載せながら店内の障害物を回避し、テーブルまで運ぶといった自律運転をする。業務の削減につながると期待され、活用実験に取り組むチェーンが相次いでいる。トラジ(東京・中央)が運営する「焼肉トラジ」で2021年11月からの実証実験で使われているソフトバンクロボティクス(東京・

2022年1月10日

サステナブル埼玉2022:農業編/8 深谷市「アグリテック集積戦略」 農家の声聞き、技術開発 /埼玉 | 毎日新聞

企業とのマッチング、課題解決へ  2021年12月中旬、深谷市の野菜畑で、農家の斉藤和好さん(57)が「動く台車」に乗って歓声を上げた。「これなら、どこでも行けるよ」。座ったままで農作業できる運搬車として開発中の試作品。座席の下にモーターなどが付いており、リモコン操作で簡単に操作できる。中腰で畑で苗

2022年1月9日

閉鎖循環式陸上養殖の実証実験をスタート、奥村組

奥村組は、閉鎖循環式陸上養殖事業の展開を目標に掲げ、茨城県つくば市で保有する技術研究所内で、陸上養殖技術に関する実証実験を行っている。今回の実証実験を経て、技術の課題をクリアし、陸上養殖システムを確立した後、陸上養殖魚の生産・販売を目指す。例えば、日本各地の遊休不動産などを活用し地域の名産品を創出するなど、地方創生のコンテンツとして利用するけでなく、都市部などの大消費地で安全・安心な陸上養殖魚を新鮮な状態で提供するといった幅広い利活用を検討している。

2022年1月6日

出雲の廃校活用 カワハギを養殖

JR西日本の子会社のJR西日本イノベーションズ(大阪市)は地元企業と組んで島根県出雲市の廃校を利用してホンカワハギの陸上養殖に乗り出す。6日、稚魚の搬入作業などを現地で公開した。活用するのは2015年3月に統合のため閉校となった光中学校で、武道場(約360平方メートル)に容量20トンの水槽2基と3トンの水槽3基を整備した。人工海水をろ過装置を用いて循環させる仕組みを採用していて寄生虫がつくリス

2022年1月6日